2024.2.1
株式会社Feynma Technology(ファイマテクノロジー|名古屋市東区、代表 土屋太助)は、研究者のDX推進(研究DX)を支援する新サービス「1spire(ワンスパイア)」のβ版を2024年1月より提供開始しました。
LLM(大規模言語モデル)を活用したDXで、研究における情報収集活動を効率化し研究者の負担を軽減します。
製薬、自動車、電機、電池、医療機器、化学品といった分野の研究開発でご利用いただけます。
新たな実証実験先を募集しています。詳しくはお問い合わせください。
論文PDFに一括で質問できるChatGPT活用サービス「1spire」
LLMを活用したDXで、研究における情報収集活動を効率化
昨今の技術革新の中、研究のデジタルトランスフォーメーション(DX)が課題となっています。2023年6月に閣議決定された「統合イノベーション戦略2023」においても、「オープンサイエンスとデータ駆動型研究等の推進」が目標に掲げられており、特に研究者の負担を軽減させるLLM(大規模言語モデル)の社会実装に注目が集まっています。
研究者の業務は、事前調査など研究活動の準備段階における業務も多く、膨大な先行研究から情報を得る必要があり、研究者の貴重な時間が多く取られてしまうという課題がありました。
当社の新サービス「1spire」は、LLM(大規模言語モデル)の活用により、1人の研究者が論文を処理する物理的な限界を取り払い、研究者が研究活動に取り組みやすい環境作りを実現します。
「1spire」で実現できること
・保有の論文からの情報抽出
・大規模言語モデルによる情報活用
・1paper(*1) を活用した、英語論文のシームレスな翻訳
「1spire」は、研究活動の下記の分野でLLM(大規模言語モデル)を活用した効率化を実現します。
・先行研究の動向調査
・企業研究における特許クリアランス調査
・論文のナナメ読み(問いかけ、要約、意味の抽出)
・複数論文のメタアナリシス、横断的な論文分析及び可視化
・技術シーズの発掘
「1spire」URL:https://feynma.com/1spire/
(*1)「1paper」:当社が提供する専門家・技術者・研究者向けに開発された論文AI翻訳サービス。
URL:https://1paper.jp/
「1spire」開発への思い
今日、世界中であらゆる分野の研究が進み、相当な量の知識が積み重ねられています。そんな中、数多くの知識を持ってしてもいまだに答えが出ていないテーマに、研究者は日々取り組んでいます。
特に日本の研究者は、一人で考え、答えを導き出すことが多く、膨大な先行研究論文を探しては黙々と読み込む日々。
企業における研究自体はチームで行うことが多いですが、コアな研究活動は孤独な事が多い研究者に寄り添ったサービスにしたいという思いから、今回研究者を支える研究アシスタントサービス「1spire」が開発されました。
今後も当社は、研究DXの推進に貢献しその先の医学や科学技術や企業の技術開発が加速するよう活動してまいります。
※プレスリリースの全文はこちら:
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000073035.html
会社名 | 株式会社Feynma Technology |
---|---|
所在地 | 〒461-0005 愛知県名古屋市東区東桜1-1-1 アーバンネット名古屋 ネクスタビル内 LIFORK久屋大通 |
設立 | 2020年4月1日 |
代表者 | 土屋太助 |
従業員数 | 8名 |
事業内容 | AI活用のコンサルティングおよび 分析プラットフォームの開発、販売 |